2011-06-10から1日間の記事一覧

あと、行政法がらみでは、90条の裁定の取消は後発事由によるものなので 取消と言っても講学上では撤回である。なんで撤回前の行為は 有効と考えるべきだろう。ソースないけど。

行政法がらみで言えば、特許無効審決の審決取消訴訟が 講学上の形式的当事者訴訟であることは有名だが、 特許法183条の、裁定で定める対価の額への不服の訴えも 同様に、当事者間で争う形式をとる形式的当事者訴訟である。 行政書士試験の行政法の問題も…

特許庁長官は特許法83条、92条、93条の裁定をするときは 工業所有権審議会の意見を聴かなければならない (特許法85条)。審議会は諮問機関である。 すなわち、意見を述べるがその意見に法的拘束力のない 機関である。 行政法を勉強していたので諮問機関は懐…